料理の質を上げましょうということで

うちの代表がらく楽料理教室の先生の食育のお話を聞いてきたそうで。
で、「うちの昼食の質も上げたいのよねー(注:上げるのは僕です)」とおっしゃいまして。
どうやら味とかではなく、材料にこだわって欲しい。
醤油やみりんなど、調味料にも気を配った物を作ったらいいんじゃないか、と。
まあ確かに野菜と魚を適度にバランスよく(?)献立に加えてはいるものの、素材そのものについてはあまりこだわっていない。
醤油は混合醸造のもの、出汁はまあ粉末だし、みりんはもちろんみりん風調味料。
野菜や肉も安けりゃいいという感じで特にこだわっては居ない。
一方まあ割かし良いものを使っているところもあって、塩はイタリアの田園で作った荒塩、酢は福山のきちんとしたお酢、オリーブオイルは良く知らんけど高いやつ(高くて怖いので使えない)。
とまあようは無頓着なわけである。


話は変わるが、うちの両親は宮崎ではちょっと名の知れた環境推進派(?)で自作自演じゃなくって自給自足で暮らしつつペンションとかしている。
僕も小さい頃からみっちりと食育洗脳を受けてきて、「食品添加物食べられない!」というほどカルトな環境派ではないものの、手作りで丁寧に作った食べ物は人を元気にする、位には食の力というものを信じている。
で、そんなこともあって、食べ物の質(味ではなくて品質)を上げるのには賛成ではある。
ただ、一つ問題がありまして…
「お出汁もね、きちんと昆布と鰹でとったらいいと思うんだ★」
やっぱりそうなる?


まあね、確かに出汁をきちんととったら健康的な意味合いはもちろん、料理の味も格段にUPするのは分かっている。
でも朝っぱらから出汁からとって料理作るとか、うちは何屋なんだって話になってくるでしょ!?
帰ってきて夜に出汁をとればいいのかもしれないけど、それって仕込みだよね?
仕込って料理屋さんがするものだと思うよ!


まあとりあえず、出しパックが切れるまでは現状維持ということで・・・。